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NTS Computer Systems社の開発の拠点は、一時期アイルランドにありました。
アイルランドの西の玄関口、Shannon空港のすぐそばです。 空港のまわりは保税地域ということで、税金が安いそうです。外国企業を誘致して地域の活性化をはかっているようです。

アイルランドへは初めて行きましたが、Shannonのまわりは、坂城町という田舎に住んでいる私でもびっくりするくらい、のどかな感じのところです。
日曜日に車を借りて、西の海岸の「モハーの断崖」というところまで行ってきましたが、途中にぽつんぽつんと集落がある以外はひたすら牧草が茂っているだけです。

Cliff of Moher


特にのどかだなあと感じるのは、道路を走っていると、集落では必ずと言っていいほどヒッチハイクをしている人がいます。聞くところによると、この国ではヒッチハイクも重要な交通手段のひとつらしく、若い女の人が一人でも平気で手を挙げています。 私は怖くてだれも乗せてあげられませんでした。平和な長野県でもあまりみかけない光景です。
Cliff of Moherのおみやげやさん

上の写真では見にくいかもしれませんが、このお土産やさんは石で出来ています。道路も石畳で、やたらと石の多い国です。石が黒っぽいし、川の水も黒っぽく、全体的にくら〜い感じがします。
左の青い車は、モハーの断崖の対岸にある「アラン諸島」で編まれたアランセーターを売っていました。最初誰も見向きもしませんでしたが、私がひとつセーターを買ったら、あれよあれよと大勢寄ってきて商売繁盛しました。よいことをしたなと思いました。このセーターはにおいがとても強くて、まさしくとれたての羊の毛で編んだという感じです。日本に持って帰って来ても全然においが消えなくて、まだ一度も着ていません。


この国の有名な「ギネスビール」もやはり黒っぽくて、最初飲んだときは、苦くて薬臭くて、なんだこれと思いましたが、10日後の帰国するころになるとすっかりおいしく感じるようになってしまいました。不思議なビールです。


このお土産やさんにも置いてありましたが、空港やお土産やさんに必ず置いてある、きれいなおねいさんのCDが目に付きました。「エンヤ」さんです。この国では国民的歌手のようです。恥ずかしながら私はこれまで「エンヤ」さんのことは全然知りませんでした。一枚買って帰りましたが、日本に帰ってから毎日聞いています。すごく宗教っぽいのですが、こころがなごんで、仕事のBGMには最適です。
おしまい。
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