2006年8月1日(火)
SH-2(SH7144F)の付録基板に味をしめて、ARM基板が付録についた、CQ出版のデザインウェーブマガジン 2006年3月号を購入してみた。 わざわざバックナンバーを注文した。
Amazonほか、いくつかの書店の通販を検索してみてもすべて品切れで、しかたがないので、CQ出版社へ直接注文した。 注文書のPDFファイルをダウンロードして、住所、氏名などを記入し、FAX送信するという前時代的な注文方法だ。 いまどきと〜ってもめずらしい。
「ISBNコード」という商品番号を記入するようになっているが、そんなコードはどこを調べてもわからない。 未記入のまま雑誌名と年月号だけを記入してFAXした。
翌日になってもなんの返事もない。代金を振り込んだあとで「在庫切れ」だったら代金は返してくれるのだろうか・・・などと不安になりつつも、代金を振り込んでみた。 やはり、入金確認の連絡もなにもない。 いまどきこんな無愛想な通販屋もめずらしい。 が、振り込んだ翌日には本が届いた。 対応は速いようだ。
実はCQ出版社の通販で購入したのは2度目なので、対応が速いだろうというのは予想していた。 前回はMSP-FET430の開発ツール評価キットを注文した。 例によって、注文確認の連絡はなにも無い。 このICEはプリンタポートにつなげるタイプのものだが、注文したあとでWebを調べていたら、TIではUSBにつなげるタイプのものも出しているようだ。 失敗した・・・。 注文確認の連絡がないのでひょっとしたらまだ発送していないのではないか、などと悩んだ末、思い切ってキャンセルしたい旨のメールを出してみた。 が、メールを出して10分も経たないうちに商品が届いた。 あわててキャンセルの取り消しメールをすぐに出し、「ひとこと発送したと連絡をくれれば・・・」と恨み言も付け加えた。 これらのいずれのメールに対する返事も無い。 対応はじつに不親切だが、発送だけはとても速い。
ちなみに、このキットは4月に注文したのだが、そのときは14,910円だった。「いまどきプリンタポートでは・・・」と私が言ったせいでもないと思うが、5月からは8,400円に価格が下がった。 現在も「好評につきキャンペーンを延長・・・」とあるが、在庫処分に困っているんだろうなぁ、最近では、MSP-EZ430エミュレータ(2,800円)という超小型のツールも発売されているようだし。 (ARM基板とは関係ない話を長々とすみません。)
【後日記】 ISBNコードというのは、国際標準図書番号という出版物の識別番号らしい。 知らなかった。 ちなみに雑誌はISBNコードの対象外のようだ。
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2006年8月12日(土)
DSUB9pinのRS232Cのコネクタはオスを実装するようになっている。 回路図を見ると、2番pinがTxDなので、メスのコネクタの間違いだろうと勝手に決めつけて、メスのコネクタを半田付けしようとしてふと見ると、GNDの5番ピンのパターンのところが他のピンといくつもつながっている。 ありゃりゃ、やっぱりオスのコネクタで間違いないんだ。 あぶない、あぶない。 2番pinがTxDならメスのほうが普通だと思うし、SH-2のときはメスだったんだけどなぁ。
モデムがなぜかオスメス逆のコネクタを使用しているので、こういう配線をするひとがいるけど、モデムも含めてどちらかに統一できないものなんだろうか。 RS232C自体が古い通信手段なので、なにをいまさらというところかな。 |
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無償評価版のKEIL for ARMのほうをインストールして、LED点滅プログラムをコンパイルし、Analog
Devices社のダウンローダARMWSDでダウンロードした。 SH-2のときと違って一発でLEDが点滅した。
SH-2のほうは、たまたまミスが多かったのだろうと思いつつ、この基板についてのブログをWebで検索してみると、なひたふさんのブログのように点滅がすぐに止まってしまうという症状があるようだ。 なひたふさん、よくいろいろと調べてるなぁ。 しかも、細かく丁寧にわかりやすく公開してあります。 すばらしい。 こういう情報がインターネットですぐに調べられるというのはとってもありがたい。
私の基板の5Vと3.3Vの波形をとってみると、なひたふさんの波形のようなひどい波形ではないようだ。
あまり立派なオシロではないので、なんとも言えないが、たまたま私の基板は症状が軽かったのか、あるいは、しばらく使っているとそのうちだんだんひどくなるのだろうか。 LVDD(CPU27pinの2.6V出力)が3.3Vにつながったままというのはまずいと思うのだが、CPUのピンを浮かせたりとかは不器用な私には無理そうなので、しばらく様子をみてみることにしよう。
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2007年12月19日(水)
刹那様というかたより掲示板で、「ARMWSDで書き込めない」という問い合わせがあったので、基板を探しだして書き込んでみた。
・RS232CのケーブルをつないでARM基板の電源を入れると、以前に書き込んだLED点滅のプログラムが動作する。
・ARMWSD.exeを起動すると、下のいちばん上の画像のような画面が表示される。
・ARM基板のSW2を押し、そのままSW1を押して離し、SW2を離すとLEDの点滅が止まる。
・ARMWSD.exeの画面の「Start」ボタンをクリックすると、プログラムの転送が開始し、2番目のような画像となる。
・「Run」ボタンをクリックするか、ARM基板のSW1を押すとLEDの点滅が始まる。
ためしに、RS232CケーブルをARM基板よりはずした状態で上記のことを行うと、一番下の画像のように表示されるので、刹那様のような症状とはならないようだ。
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