デスクトップPCのCPUを交換してみた 

EclipseでAndroidアプリをAVDでデバッグしようとすると、起動するまでに5分以上かかり、
起動してからもすごく動作がノロい。
CPU(Pentium E5200)がIntel VT(仮想化)に対応していないためのようだ。
E5300とかであれば、Intel VTに対応しているようであるが、ヤフオクでそれらしきCPUを探してもみつからない。
唯一、E6750というのがみつかったので、落札してみた。

現在のAMI BIOSのバージョンは0512で、E6750のBIOSは0311となっており、0512のほうが数値が大きいのでそのままで良いだろうと思い、いざ、CPUを交換してみたけど、まったく動かない。
CPUの不良なのだろうか?
BIOSの0512はE6750に対応していないのかもしれない。
いろいろ調べてみると、0512よりも新しい0602というのがリリースされており、それは間違いなくE6750に対応しているようだ。

BIOSをupdateするために、以前のCPUに戻した。
BIOSをUpdateするには、フロッピーディスクが必要だが、そんなものはいまどきのパソコンにはついていない。
昔の古いパソコンを探し出して、それについていたフロッピーディスクをとりつけてみた。
フロッピーを入れてかっちんかっちん音がすれどもエラーになる。
ドライブか、フロッピーのどちらかが古すぎて腐っているようだ。

マザーボードのマニュアルをよく読んでみると、フロッピーディスクのほかにUSBフラッシュメモリでもよいようだ。

無事BIOSもUpdate出来て、CPUを再度E6750に交換してみたら、こんどは正常に起動した。
熱伝導率の良さそうなシリコングリスを購入してたっぷりと塗ってやった。
CPUのファンを基板に固定する足が基板の穴に入らなくて手間取った。

BIOSのIntel VTをEnableにするには、
Advanced → CPU Configuration → Vanderpool Technology がEnableになっていればよいようだ。

EclipseのAVDも1分ほどで起動するようになり、動作もサクサク動くようになった。
よかった、よかった。

コメント